水素濃度を測定するなら手軽な電極法が最適
溶液中の水素測定には、水素電極やポーラログラフを用いた方法が一般的です。不純物の影響を受けずに厳密な濃度を測定する場合は、ガスクロマトグラフィー法を採用します。それぞれの測定方法とアプリクスの溶存水素計の特徴についてご紹介します。
水素の代表的な測定方法と特徴
水素電極法
水素電極と白金電極を液体に挿入した際に生じる電位から、水素濃度を算出する測定方式が水素電極法です。非常に簡易でコストも低く抑えられます。液体の温度や撹拌の状態、他イオンの混在など、状況によっては誤差が出る場合もあります。
ポーラログラフィー方式
電流と電圧の関係図であるポーラログラフを用いた測定方式です。水素が溶存した試料に複数の電極を浸し、そのうちの一本に取り付けられたガス透過膜から水素ガスを取り入れます。そして電圧をかけた際に発生する電流から、溶存水素濃度を測定します。ポーラログラフィー方式も溶液の温度により、誤差が生じる場合があります。
ガスクロマトグラフィー法
試料溶液中に含まれている水素ガスとそれ以外の不純物を分離し、純粋に水素ガスのみの濃度を測定する方式です。たった1ppmの水素も検出することが出来るほどの高い感度を持っています。ただし、測定にはコストがかかるため、外注測定が一般的です。
アプリクスの溶存水素計をご紹介します
アプリクスの溶存水素計は、隔膜型ポーラロ電極式の測定方法を採用しております。パネル型の溶存水素計には温度補正回路を内蔵しており、ポーラログラフィー方式の弱点である温度の影響を受けずに水素計測が可能です。
従来の溶存水素計は、機器を引き取ってからセンサ交換を行っていました。しかし、改良型溶存水素計はお客さまの作業現場にてセンサ交換が出来ます。水素計測に必要な機器をお探しの際は、ぜひアプリクスの製品をご検討ください。
アプリクスでは、工業用に導入可能なパネル型の溶存水素モニタリングシステムや、測定場所を選ばないポータブルタイプの溶存水素計などをご用意しております。お客さまの測定環境に最適な測定器を販売・レンタル致します。水素計測の導入や費用などのご相談は、お気軽にアプリクスへお問い合わせください。
オゾン計測について
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食品の衛生管理
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商号 | 株式会社アプリクス |
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TEL | 042-620-7900 |
FAX | 042-620-7901 |
代表取締役社長 | 根本恒一郎 |
事業内容 | 分析機器・計測機器の企画開発及び製造販売その他関連機器の開発・設計及び製造販売 |
主要製品 | オゾン計[ 液相、気相、環境用 ]pH/ORP計 溶存水素計 等 |
URL | https://www.applics.co.jp |