高精度な測定のためにはオゾン濃度計のメンテナンスが必要
オゾン濃度は環境要因によって影響を受けやすく、測定値の精度が高ければ高いほど、測定試料の状態や測定部位の変化によって数値が大きく変動します。これらを防ぐためには、日常的なメンテナンスはもちろんのこと、不具合に気づいた際の迅速な対応が必要不可欠です。
オゾン濃度計の性能保持には測定の支障となる湿度対策が第一
オゾン濃度の測定値に影響を及ぼしやすい要因が水分や湿度です。例えば紫外線吸収式のオゾン濃度計の場合、透過するはずの紫外線が水分によって遮られると、通常よりもオゾン濃度が高く測定されてしまいます。
また、水分が蒸発した後に付着した汚れも測定値を変動させる原因です。紫外線は鋭敏に反応するため、目視ではわからない汚れでも測定値にズレが生じてしまいかねません。そのため、湿度の高いサンプルを測定する際は水分が残存しないよう、除湿を行うなどの対策が必要です。
防ぎきれない経年劣化に対するメンテナンスの必要性
測定部の汚れはある程度対策が出来ますが、光源となる紫外線ランプの劣化や機器内部の部品の摩耗などは防ぎきれません。校正や部品交換には技術と時間が必要であり、作業に支障をきたす可能性も考えられます。オゾン濃度計の測定精度や業務効率を維持するためにも、測定値へ影響が出る前にメンテナンスを行うことは重要なのです。
アプリクスのメンテナンスサービスのご案内
オゾン濃度計に不具合が生じた場合は、アプリクスまでお問い合わせください。メンテナンスでは計器を細かくチェックし、修理箇所の有無などもきちんと調べます。
すべての製品が対象で、メンテナンス中はデモ機をご提供致します。計器によって異なるものの、メンテナンスのタイミングは約1年が目安です。
オーバーホールは3年、消耗品なら1年くらいが適しています。メンテナンスをご希望の際は、お気軽にご連絡ください。ご依頼は、お問い合わせフォームやお電話・FAXから承ります。
高精度なオゾン濃度計であっても、ちょっとした不具合が測定精度の低下につながります。安全な作業を行うためにも、些細な変化やお悩みがございましたら、アプリクスにご相談ください。開発から製造、販売、レンタル、アフターサービスまで一貫して行うため、様々なトラブルにも素早く対処出来ます。
オゾン計測について
- 適切なオゾン計測器を導入してオゾンによる健康被害を防止
- オゾンガスのリアルタイム測定の必要性とオゾンガスモニタの特徴
- 定期的なメンテナンスでオゾン濃度計の測定精度を保つ
- オゾン発生器を設置するならオゾン測定も忘れずに!
- アプリクスで用いるオゾン濃度の測定原理を分かりやすく解説
食品の衛生管理
素計測について
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商号 | 株式会社アプリクス |
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代表取締役社長 | 根本恒一郎 |
事業内容 | 分析機器・計測機器の企画開発及び製造販売その他関連機器の開発・設計及び製造販売 |
主要製品 | オゾン計[ 液相、気相、環境用 ]pH/ORP計 溶存水素計 等 |
URL | https://www.applics.co.jp |